2014年 06月 28日
住宅省エネWGに出席
一昨日は国交省主幹の2014年度「住宅省エネWG」が開催され
本年度も工務店を代表して出席です。
安倍総理大臣の成長戦略で掲げる
「生活の質を向上させつつ、エネルギー消費量を削減するライフスタイルの普及を進める」
その為に住宅の省エネルギー基準適合を2020年までにおこなう。
省エネ基準適合の家とは、概ね長期優良住宅や、性能評価制度でいうところの
「省エネ等級4」の事をいいます。現段階、省エネ基準(断熱材の厚さや有無)などは
建築基準法でも規制されていないので、いわば、つくりての考え方で良しと言ういうことなんです。
ところが、原発の問題や、京都議定書の関係からも国内におけるエネルギー消費、CO2排出削減
が急務なのですが、住宅のエネルギー消費は1985年から比べると現在は2倍のエネルギーを
利用している結果となり住宅、家庭でのエネルギー削減が急務となっています。
その為に、私ども住宅生産者は自らの手掛ける建築物の省エネ性能を高めることが求められます。
ですが、全国に大変多くの設計者や、工務店、ビルダーがいますが、大半の方々にこの基準
適合を伝えるためには時間がかかります。
その為に、2年前から国の政策で「住宅省エネ講習」がスタートし2016年までの延べ5年間
をかけ全国(都道府県地域協議会)で講習会が開催されています。
講習会も丸一日を費やし最後には考査も行われ、合格者に修了証が発行されます。
隊長も2年前から、テキスト作成と講師活動を手掛けておりますが、テキスト作りに参加することで
改めて勉強になることがありますね。
ちなみに、岡庭建設では、設計・工事関係者と、大工技能者は全てこの講習の修了者です。
社会的な取り組みを手掛けながらも、自社の技術力向上に取り組んでおります。!
隊長
by okkikeda
| 2014-06-28 09:34
| まなぶ